病院の診療科目に「アレルギー科」があります!



アナフィラキシーその3

 

天然ゴム製品などにラテックスが残留していて、それに接触することによって、アレルギー反応が起こるケースもあります。ラテックス中に成分が、食物アレルギーに多い、バナナやアボガド、キウイフルーツ、などに含まれているたんぱく質と似ているためです。

 

 

アレルギー科で治療を受けている方は、それぞれ、自分のアレルギーの原因が、何なのか、知っている方が多いですから、それを避けるように生活していると思います。

 

 

ですが、このラテックスなどは、成分が果物のたんぱく質と似ていることが原因となっているので、アレルゲンとしては、まるで落とし穴のような存在だと思います。ラテックスについては、アレルギー科で事前に説明を受けている方も多いと思いますが、通院してない方はご存知なくても無理もないでしょう。

 

 

さて、アナフィラキシーショックが起こる場合、体の中ではどのようなことが起こっているのでしょうか。私たちの体には常に免疫システムというものがあります。アレルギーの原因が体に入ってくると、そのアレルゲンに対して「IgE抗体」というものが作られます。そして、体は「IgE」ができることを記憶します。

 

 

次に、同じアレルゲンが体に入っていると、「IgE」とアレルゲンが結合します。これが、肥満細胞などを刺激して、ヒスタミンなどの化学物質を出します。この物質が、急激なアレルギー反応を起こし、アナフィラキシーとなるのです。

 

 

ハチに刺された場合、最初に刺されたときに、体の免疫機構がハチの毒をアレルギー物質として記憶するわけです。また、刺されると過剰反応を起こします。