病院の診療科目に「アレルギー科」があります!

食物アレルギーその4

 

大豆、卵、牛乳でアレルギーを起こす人も多いですが、果物や野菜など、特定の食材を食べることでアレルギー性疾患を起こす人もいます。私の友人が桃を食べて、喉が大きく腫れてしまい、急いでアレルギー科に行ったという話しを聞いたことがありますが、人によって、アレルゲンは違っています。

 

 

ですから、自分が何にアレルギーがあるのか、実はアレルゲンを持っていることを、知らないまま、過ごしている方も多いようです。ある食材を偶然、食べたときに、体にトラブルが出てから、初めて、自分にとって何がアレルゲンなのか、アレルギー科を受診して知ることになるというケースも多いのです。

 

 

食物が直接、唇に触れたり、口の中や、のどなど粘膜につくことによって、口の中が腫れたり、皮膚がヒリヒリしたり、体がかゆくなったりする方もいます。このように、口の中に炎症が起こる食物アレルギーを「口腔アレルギー症候群」と呼んでいます。これは、大人に多く見られる食物アレルギーと言えるでしょう。

 

 

どのようなものがアレルゲンになるのかと言いますと、生の果物が多いです。特に、キウイフルーツやメロン、バナナ、スイカ、桃、パイナップル、また、柿や、オレンジ、リンゴなどがあげられます。野菜ですと、トマト、セロリなどです。

 

 

これらをアレルゲンとする人は、食べると口のなかが腫れてしまったり、かゆみが出たり、イガイガしたりしますし、体中がかゆくなったり、蕁麻疹が出たりします。