病院の診療科目に「アレルギー科」があります!

アレルギー性疾患その5

 

アレルゲンが原因で起こる疾患には、アレルギー皮膚炎があります。皮膚トラブルとしては、蕁麻疹(じんましん)、接触皮膚炎、それから、アトピー性皮膚炎が3大症状だと言われています。

 

 

ですが、アレルギー皮膚炎のアレルゲン(抗原)は、何かと言えば、動植物や食品、それから、化粧品、金属、化学薬品、薬など、いろいろなものが考えられるので、原因が特定されないケースも多いです。

 

 

アレルギー性皮膚炎の症状は、軽微、軽症、中等症、重症と、段階が分かれて悪化していきます。皮膚がかゆくなることで、かいてしまうと、それによって、さらに悪化していく、という、悪循環が発生してしまうのです。かゆくても、かかないようにしないと悪化してしまうので、早めにアレルギー科で薬を処方してもらうべきでしょう。

 

 

もし、アレルギーの原因がすでに特定できている人であれば、アレルギー科でもらう薬でなくても、市販されている医薬品で症状を抑えることができるでしょう。症状が出始めたら、すぐに服用する、つらくなる前に服用する、など、自分で早めの対処を行うことで、悪化を防ぐことが出来ます。市販の医療用成分配合の内服薬なども、用意しておくと安心ですね。

 

 

ご紹介した以外でも、アレルギーが原因となって起こる疾患は、いろいろな種類があります。アレルギー性の病気だと思ったら、そのまま放置していても自力では回復しません。出来るだけ早く、アレルギー科などの専門医に診てもらい、すぐにでも治療を始めたいものです。