病院の診療科目に「アレルギー科」があります!

アレルギー性疾患その2

 

アレルゲンを吸い込んだことで起こる具体的な症状としては、くしゃみや鼻水、鼻のかゆみ、喘息のような息苦しさ、ぜーぜーと言うような気管支喘息、鼻炎などです。子供たちにも多く発症する病気であり、アレルギー科に通院しているお子さんも多いですよね。

 

 

それから、広く知られている花粉症という病気もそうです。春先に多くの方が発症し、長い方は一年中、花粉症と戦わなければなりません。目と鼻がかゆくなり、真っ赤になり、涙も出て、くしゃみも連発、鼻水が止まらないなど、症状が出てきます。

 

 

また、アレルゲンも、皮膚から侵入するタイプでは、ダニや塵も含まれています。多くのケースはこれらを吸い込んで気管支炎のようなアレルギー症状を出しますが、皮膚からこれらが侵入すると、皮膚アレルギーとなり、かゆみ、湿疹、赤み、ただれなどが出てきます。この症状の筆頭に、みなさんもご存知のアトピー性皮膚炎があげられますが、かゆみが長期間続くので、そのつらさはひどいものでしょう。

 

 

成年が発症するケースと、子供達が発症するケースの違いとして、子供の場合、アレルギー自体が原因で誘発されるケースがあります。年齢が上がれば、当然、抗原が変化しますので、症状が短期間で変わる場合も少なくないのです。これまで、ご紹介した症状、いずれかでも出た場合は、なるべく早い段階で、アレルギー科などを受診すべきでしょう。医師の判断を仰ぎ、最適な処置を早期に受けることをお勧めします。