病院の診療科目に「アレルギー科」があります!

花粉症はアレルギー科その5

 

ヒノキ花粉の場合は、スギ花粉よりも1ヶ月か、それよりもさらに半年、遅くなってから飛散するので、結果、杉花粉と合わせて、長期間、花粉の飛散が続くことになります。

 

 

人によっては、花粉症の原因が、スギ花粉とヒノキ花粉の両方に対してアレルギーを持っており、長い期間、症状に悩まされることになります。スギ、ヒノキのほかにも、アレルギー科に通院している人の中には、カバノキ、いね、ブタクサ、ヨモギなどのアレルギーで花粉症になっている人もいます。

 

 

種類によっては、飛散する時期がずれているため、いろいろな花粉にアレルギー症状を持つ患者さんの場合は、春夏秋冬を通して、一年中、花粉で苦しめられるわけです。春先だけならまだしも、一年中、つらい思いをしなければならないというのは、本当に気の毒な話ですが、いつ、自分が突然、花粉症になるかわかりませんし、どなたでも、アレルギー科に通うことになるかもしれないのです。

 

 

さて、「花粉が原因となって、アレルギー症状が出たのかな?」と自分で思った場合、どの科にいこうか悩むと思いますが、迷わずアレルギー科だと思います。花粉症の方は、耳鼻科のアレルギー科、もしくは、呼吸器系のアレルギー科を受診しましょう。

 

 

花粉症になったのかどうか、どうやって判断するのかと言いますと、まず、多くの方が経験する症状が目の痒みが出るということです。そして、ご存知のように、くしゃみが止まらない、鼻水が出る、鼻が詰っている、これらの症状で判断します。